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米GM シルバラードなど1万台リコール

【VIC2日】  米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、V型8気筒(V8)エンジンを搭載したモデルで重大なエンジン故障が発生したとして、世界中でSUVとピックアップトラック72万1,000台をリコールすると発表した。オーストラリア国内では約1万台が対象になるとみられている。

GM現地法人のゼネラルモーターズ・スペシャル・ビークルズ(GMSV)によると、複数モデルに搭載されている6.2リットルのV8「L87」に「製造上の問題」があるという。対象車両は、ピックアップトラックのシボレーシルバラード1500、シボレータホ、サバーバン(SUV)など。同じ6.2リットルのV8エンジンを搭載したシボレーコルベットは対象となっていない。

GMの広報担当者は、「オーストラリアとニュージーランドで約1万台がリコールの影響を受ける」と述べ、顧客の安全と満足がGMチーム全体の最優先事項だとする一方、エンジン故障の問題についてコメントすることは出来ないとコメントした。

GMのエンジントラブルは、クランクシャフトやコンロッド(接続棒)などの内部部品の故障が原因とみられている。GMは対象車両を点検し走行の安全性を確認した上で、問題のある車両を無償で修理するとしている。

国内では今週、自動車大手フォードも大規模なリコールを発表。最も人気のある車両の一つであるレンジャーとエベレストが対象で、走行中にエンジンが停止したり、突然推進力を失う可能性があると説明している。

 

ソース:news.com.au-GMSV recalls Silverado and other models in Australia

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