【TAS21日】 TAS州ホバートのダーウェント川に、国内で最も大胆な冬のフェスティバルの締めくくりとして、冬至の日に日の出とともに多くの人が寒中水泳のためヌードで集まった。毎年恒例の同イベントは、Nude Solstice Swimと呼ばれ、TAS州の冬のフェスティバル「Dark MOFO」のイベントの一環として行われているもの。
この寒中水泳イベントが2013年に開催された時には話題を呼び、州警察が参加者らを逮捕すると脅すなど論争を巻き起こしていた。それ以降、同イベントは公式に認可され、同フェスティバルの目玉として熱狂的な人気を誇り、何千人もの人々が参加している。
21日の早朝に、タオルにくるまり、お揃いの赤い水泳帽を被った人たちは、地平線から日が差し込むと、太鼓の音に合わせて水に飛び込んだ。午前7時42分の時点で水温は10度まで下がっており、多くの参加者は短時間しか水中に入らなかったが、何十人もの参加者がポンツーンに残り、丘から昇る朝日を眺めていた。
同フェスティバルの芸術監督を務めるクリス・トワイト氏は「2025年の反響は信じられないものだった。ホバートの街は冬の季節とDark MOFOを祝う地元民や観光客で活気付いていた」と述べた。2025年のプログラムは、パンデミック後初の本格的な開催となり、48万人以上の観客を集め、興行収入は460万ドルに達した。
ソース:news.com.au – Wild scenes as thousands strip off for icy nude swim at end of Dark Mofo