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NSW州TAFE 中間管理職100人削減へ

【NSW30日】  NSW州政府による人員削減が進められる中、今度は公立職業訓練校のTAFEで約100の役職が削減される見込みであることが分かった。今回の削減では教育職は含まれず、主にデジタル部門と製品・品質部門の管理業務スタッフが対象となる見込みだ。

NSW州TAFE(TAFENSW)の広報担当者は人員削減について、「学生、業界、地域社会のニーズによりよく対応するために運営モデルを改変している」とし、「組織全体において、一部役割の統合を含む」と述べた。

TAFENSWの職員は先週、運営モデルの追加改変に関する協議に呼ばれ、今後不要となる可能性のある役職について説明を受けたもようだ。今後、削減の対象となる人や配置転換の可能性などの詳細が決定する見通しだ。

広報担当者によると、2023年以降、約500の新規役職が創出され、より多くの教師がTAFENSWに加わっている。また、今回の削減は、2024年に行われたNSW州職業教育訓練(VET)の見直しに対する勧告に沿ったものだと説明した。

デイリー・テレグラフ紙が入手した内部文書によると、削減の主な対象は中間管理職とみられる。ミンズ州首相は先に、公務員の上級職を15%削減する公約を掲げていた。同首相は先週、メディアに対し、削減は「不意打ちのような意地悪なもの」ではなく、全体の人員数を減らすものでもないと述べた。

 

ソース:news.com.au-About 100 jobs to be cut at TAFE NSW after cuts to transport, regional development agencies

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