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VICで新法案提出 週2日在宅勤務が法的権利に

【VIC2日】   VIC州のジャシンタ・アラン州首相が提案した新たな法案により、州民が週2日の在宅勤務の権利を獲得する可能性があることが明らかになった。

州政府は、来年までに公的部門と民間部門の両方を対象とした法律を導入することを公約しており、オフィス外で「合理的に」業務を遂行できる人が全員対象となるという。

アラン首相は「在宅勤務は家族にとっても有益であり、経済的にも有益」とし「労働組合は合理的な在宅勤務の希望を雇用者から拒否された労働者からの問い合わせを日毎に受けている。全国的に、自由党は在宅勤務を廃止する動きをしている現状の中、労働者の当然の権利としての在宅勤務の権利を得られるようにすることが目的」だと理由を述べている。

また、新たな政策では家族支援を直接的な目的とし、通勤費の節約が週110ドル、年間で5,308ドルになると約束している。同氏は「在宅勤務により、労働参加率はパンデミック前より4.4%上昇しており、子供を持つ親や介護者、障害を持つ人が働く可能性を広げている」と述べている。この法案は今年後半に提出される見込み。

 

ソース:news.com.au – Victorians could soon have the right to work from home two days a week

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