ビジネス

ヴァージン航空 国内線でペット同伴可能に

【ACT31日】   国内で初めて、ヴァージン・オーストラリアの国内線で小型ペットの同伴が可能になる。ペットは飛行中、座席下のキャリーケースで過ごさなければならない。

オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)は先月、ヴァージン・オーストラリア航空のペット同伴許可を承認した。これまで航空機はレストランに分類され、キャビン内に犬や猫がいる状態で食事や飲み物の提供が禁止されていた。FSANZは微生物レベルで食品の安全リスクを評価し、適切なリスクマネジメントが敷かれた状態でキャビン内の犬猫が乗客にもたらすリスクは低いと判断した。

ペット同伴のフライトは今年中に開始する予定で、機内の2列がペット同伴席になる。ペットが入ったキャリーは重さ8キロ未満で、前の座席下に入らなければならない。ペット同伴を希望する乗客は、同航空会社のゲスト・コンタクト・センターを通して事前予約が必要だ。

同社広報官は「重要な節目に達して感激だ」「数か月以内にペット同伴の試験飛行について乗客に知らせる」と話した。

承認はされたものの、ペット搭乗の最終許可は当該便パイロットに委ねられる。機内のずべての乗客・荷物の安全の責任はパイロットにあり、安全な飛行や操作が危ぶまれる可能性があれば、補助犬を含むペットの搭乗をケースバイケースで拒否できる。

ソース:news.com.au – Virgin Australia wins approval to carry pets on flights

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら