【ACT6日】 インドネシア・バリ島沖で5日、乗客75人を乗せた高速ボートが転覆し、2人が死亡した。少なくともオーストラリア人5人も乗っていたとされる。
バリ島南東部サヌール沖で5日午後5時頃(豪東部標準時)、乗客75人を乗せた高速ボート「ファースト・ボート・ドルフィンⅡ」が転覆し、中国国籍の2人が死亡した。目的地のサヌールからおよそ100メートルの地点で大波に巻き込まれ、乗客らは海に投げ出された。乗組員の1人も行方不明になっており、14人が病院に運ばれた。
外務・貿易相(DFAT)によると、乗船していたオーストラリア人5人は無事だ。
インドネシアは不十分な規制や混雑した船内、荒波から海洋事故が頻繁に発生する。政府サイト「スマートトラベラー」はインドネシア訪問に対し、観光客向けのビーチでも荒波や強い潮の流れを警告する。
今年3月にバリ島でスノーケル用ボートが転覆し、39歳のオーストラリア人女性が死亡、他2人も負傷した。
ソース:news.com.au – Five Australians on-board boat that capsized off Bali in deadly tragedy