政治

SA州マリナウスカス州首相、選挙前に内閣改造発表

【SA19日】   SA州のピーター・マリナウスカス州首相は、財務相と副首相の衝撃的な辞任を受け、内閣改造を行った。その結果、歴史的に初めて女性閣僚が男性閣僚を上回ったことが注目されている。

今週、スティーブン・マリガン財務相とスーザン・クローズ副首相が辞任したことを受け、マリナウスカス州首相は19日の朝に新内閣を発表した。2022年の州選挙で労働党を率いて自由党に勝利した州首相は、今回の改造が「SA州の豊かな多様性」を反映していると述べた。

労働党議員のリアノン・ピアース氏、ルーシー・フード氏、ナディア・クランシー氏が重要な昇進を果たし、フード氏は気候・環境・水担当大臣、クランシー氏はメンタルヘルス・自殺防止担当補佐大臣、ピアース氏は緊急サービス、矯正サービス、レクリエーション、スポーツ・競馬担当大臣に就任した。その他の主要な人事として、エネルギー大臣のトム・クツサントニス氏が再び財務担当となり、財務とエネルギーの両ポートフォリオを担当する。エミリー・バーク氏は交通・インフラの責任を引き継ぐ。また、キヤム・マハー司法長官が副首相に昇格した。

新内閣は19日の朝、政府庁舎で宣誓した。マリナウスカス州首相は「経験豊富で有能な閣僚を重要ポストに迎えることができた。今回の大きな移行は迅速かつ決断力をもって、統一の目的のもと実行された」と述べた。

今回の改造は、マリガン氏とクローズ氏の辞任を受けて実施され、両氏は来年3月の州選挙で政治から引退する。来年3月の州選挙では、マリナウスカス州首相は自由党のヴィンセント・タルジア党首と対決する予定。

ソース:news.com.au – SA Premier Peter Malinauskas reveals new Cabinet reshuffle before March state election

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