【NSW24日】 NSW州警察は、カレン・ウェッブ前長官の物議を醸した辞任から数か月を経て、新たな警察長官を正式に発表した。
NSW州警察は2025年5月7日以降、正式な長官不在の状態が続いていた。ウェッブ氏は5年任期のうち3年で辞任していた。報道によると、後任にはマル・ラニョン氏が正式に任命された。
ウェッブ氏の在任期間は、論争と公的批判により3年で終了した。NSW州警察の初の女性長官として、彼女は在任中の行動に関し、法執行行動委員会(LECC)による2件の調査対象となっている。1件目の調査は、公費で11,000豪ドル以上を支出し、要人への贈答用として100本のジンを購入した件に関するもので、現在も継続中である。2件目は、税金で行われた警備改善工事を担当していた業者が、個人的な作業を自宅で行った可能性に関する調査で、6月に開始された。
さらにウェッブ氏は2024年、NSW州警察官ボー・ラマール=コンドン容疑者に対して「感謝している」と発言し、同容疑者は2名を殺害したとされるが、その後警察に遺体の場所を示したとして批判を浴びた。
ソース:news.com.au – NSW Police announce new commissioner after months in limbo
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