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記録的熱波と激しい雷雨で数百万人に影響

【ACT21日】   オーストラリアでは、この10月に最高45度に達する猛暑が記録を更新し、さらに過酷な気象条件が続く見込みで、数百万人の住民が影響を受けている。

今週、全国で多くの人々が猛暑に耐えながら生活しており、あまりの暑さに出勤も危ぶまれる状況だ。20日にはいくつかの気温記録が破られ、QLD州、SA州、NSW州で月平均を最大15度も上回る猛暑が報告された。

QLD州では、バードスビルで44.8度、バレラガス田で44.2度、ウィンドラで43.2度、サーゴマインダーで43.1度を記録した。南部でも猛暑が続き、NSW州のティブーブラでは42.6度、コバーでは40.1度となった。SA州でも熱波の影響が顕著で、ムンバでは44.1度に達した。

気温上昇に伴い、雇用主には安全で涼しい環境を維持し、熱中症のリスクを最小限に抑えるよう警告が出されている。SafeWork Australiaは、作業中止を命じる明確な温度基準はないが、熱中症のリスクを減らすための予防措置を取るよう助言している。WorkSafe Queenslandも熱ストレスの危険性に警告しており、体が安全な体温を維持できなくなる場合、深刻な病気や生命の危険につながる可能性があるとしている。屋外作業では日陰や換気の確保、十分な水分補給、避難場所の提供が推奨される。

気象局の長期予報によれば、多くのオーストラリア地域で例年以上に暑い日中と夜間が続く見込みだ。予報では、1月までの3か月間において、オーストラリア全土で最高気温が平均を上回る確率は60~80%とされている。

ソース:news.com.au – ‘No relief in sight’: Millions in firing line for record-breaking heatwave, severe thunderstorms

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