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シドニーの新たなウォーターフロント会場誕生へ

【NSW22日】   NSW州のクリス・ミンズ首相は、シドニーの新たな「世界クラス」のウォーターフロント会場が、シドニー・ハーバーブリッジやオペラハウスに匹敵する存在になると約束した。

バランガルー・リザーブ近くの地下イベントスペース、The Cutawayでは、13本の彫刻的な木製要素のうち最初の1本が設置された。コンクリートと砂岩で作られたThe Cutawayは、2026年初頭のオープンを予定しており、壮大な砂岩のメインホールと2つの多目的イベントフロアを備える。

ミンズ首相によると、高さ16mの木製ツリーがThe Cutawayのデザインの中心を形成しており、その設置完了がプロジェクトの85%の完成を意味するという。「これはオーストラリアだけでなく、世界でも最も美しい会場の一つだ。建設者たちはオペラハウスやハーバーブリッジ、そしてシドニーの象徴的な港に匹敵する空間を作り上げた」とミンズは述べた。

The Cutawayは今後数十年にわたって活用される見通しで、ランド・プロパティマネージャーのスティーブ・カンパー氏は、The Cutawayが「バランガルーの港に位置する象徴的な施設として、多様なイベントを開催し、この地区の潜在力を引き出す助けとなる」となると述べた。

The Cutawayの再設計は「Connecting of Country」の理念に基づき、ファースト・ネーションズのデザイナーであるシャノン・フォスター氏とジェイク・ナッシュ氏との協働で行われる。また、岩の庇であるgiba-gunyaの曲線的な形状も反映される予定だ。

ソース:news.com.au – The Cutaway event venue to rival Sydney Opera House, Bridge: Premier

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