【VIC4日】 雨と冷たい風が吹きつける中、今年のメルボルンカップでは、フレミントン競馬場が色鮮やかなファッションで埋め尽くされた。
グレーの空にも負けない、華やかで大胆なドレスや個性的な帽子が会場を彩った。春らしいフローラル柄やピンク、バターイエロー、鮮やかなレッドなど、天気を吹き飛ばすようなカラーパレットが目を引いた。午前中はコートや傘が主役だったが、正午前に太陽が顔を出すと同時に、多くの来場者がレイヤーを脱ぎ捨て、スタイルを披露した。
注目を集めたのは、毎年“メルボルンカップの女王”として知られるケイト・ウォーターハウス氏。母のガイ・ウォーターハウス氏が調教する馬「ヴォーバン」が好調と予想されており、「今日は勝てることを祈っている」と語った。彼女は、深いネイビーブルーのアラン・ル・カルによるカスタムドレスを着用。胸元が大きく開いたタイトなデザインが印象的で、「今季のテーマカラーはブルーです」とコメント。その言葉通り、今年のフレミントンではブルーが大流行。ネイビー、ベビーブルー、コバルトなど、多彩な青のトーンがグレーの空に映えた。
ラジオパーソナリティのジャッキー・フェルゲイト氏は、ネイビーの水玉模様ドレスで登場。「メルボルンカップはオーストラリア競馬界で最も象徴的な日。まるでクリスマスのような存在だ」と語った。一方で、クラシックなドレスだけでなく、新しいスタイルにも挑戦する人が続出。モデルのケイト・ペック氏は、トップハットとタイを合わせたクリーム色のスーツで颯爽と登場した。
リアリティ番組『Married At First Sight』で知られるジュールズ・ロビンソン氏は、ピンクとグリーンのストライプドレスにシルバーのリボン、グッチのバッグ、ベビーピンクのサングラスを合わせ、雨空を吹き飛ばすような明るい装いを披露した。今年初めて「場内ファッション審査」の審査員を務めたロビンソン氏は、「明るくてカラフルなスタイルがポイント。見た瞬間に心を奪われるようなファッションを探している」と語った。
雨にも負けず、観客たちはそれぞれのスタイルで“レースの日”を楽しみ、フレミントンはまさに「雨上がりの花園」となった。
ソース:news.com.au – ‘Spectacular’: All the best looks from the Melbourne Cup
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