文化・芸能

「シドニーフェスティバル2026」プログラム発表

【NSW6日】   2026年1月8日から25日まで開催される「シドニーフェスティバル」は、英国のエレクトロダンスバンド・Hot Chipや、俳優ハリード・アブダラによる一人芝居、7時間に及ぶロバを題材にしたライブ・ビデオゲームなど、多彩なプログラムが発表された。

さらに地元アーティストによる新作も充実しており、バージニア・ゲイによるローラーダービーに挑戦する母親の物語『Mama Does Derby』や、『Aftertaste』で知られるナタリー・アボットのカバレーデビュー作、そしてウィラジュリ族の振付家ジョエル・ブレイが手がけるオペラハウス前の屋外ダンスフロアなどが登場する。

開幕は先住民アーティストによる「Blak Out」プログラムで、リサ・シンプソンによる彫刻作品『HELD』や、彼女の姉で音楽家のナーディ・シンプソンによる合唱パフォーマンス「Belong」が披露される予定。新ディレクターのネルソン氏は「フェスティバルは、アーティストの野心を支える場である」と語り、国内外の多様なクリエイターをつなぐ場を目指す。

また、アデレードやパースの各州フェスティバルと連携し、作品の巡回上演や環境負荷の軽減も進める方針。無料・参加型のプログラムも多く、シドニー市民が街全体で芸術を体験できる内容となっている。

ソース:abc.net.au – Sydney Festival 2026 line-up includes Hot Chip, The Crown star Khalid Abdalla and a The Smiths cabaret

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