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カンタス、NRL提携を前にパプアニューギニア新路線を開設

【ACT2日】   オーストラリアの航空会社カンタスは、パプアニューギニアがオーストラリアの主要ラグビーリーグ大会に初参戦することを見据え、シドニーとポートモレスビー間の復路便を発表した。

2026年3月から、カンタスはシドニーとパプアニューギニアのポートモレスビー間で週2便の運航を開始する予定だ。PNGチーフスは、2024年12月にオーストラリア政府から6億豪ドルの資金提供を受けた後、2028年からオーストラリアのナショナルラグビーリーグ(NRL)に参戦する。

この路線は、カンタスのボーイング737型機で毎週月曜と金曜に運航され、現在のブリスベン〜ポートモレスビー間の毎日便を補完する形で、年間で約25,000席をPNGに追加することになる。カンタスインターナショナル最高経営責任者のキャム・ウォレス氏は、「この提携はシドニーとポートモレスビー間で既に進展しているビジネスの成長に貢献する」と述べた。「準備段階だけでも旅行需要を生んでおり、チームが試合を始め、ファンやチームが移動するようになれば、さらに大きく増加すると予想される。ブリスベン便と組み合わせることで、PNGはオーストラリアの二大都市と良好な接続を持ち、当社の広範なネットワークへのアクセスも可能になるだろう」

外務副大臣のマット・シスルウェイト氏は、この提携により「私たちのコミュニティ同士のつながりがさらに強まる」と述べた。「これは、PNGが2028年にNRLに参戦する準備を進める中で、両国間の結びつきを強化するものだ。新しい便により、ファンや家族、ビジネス関係者、学生がより簡単に移動し、経験を共有し、PNGのNRLチームをホーム・アウェイの両方で応援できるようになる」

ソース:news.com.au – Qantas inks new routes to Papua New Guinea ahead of NRL partnership

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