【VIC13日】 VIC州では森林火災が依然として制御不能の状態で燃え続けており、これまでに40万ヘクタール以上と1,000の農場が被害を受けている。
州内各地で複数の森林火災が続いており、消防隊が延焼の食い止めに当たる中、少なくとも480棟の建物が焼失し、男性1人が死亡した。現在、州内では12件の大規模火災が発生しているが、いずれも警戒・行動(Watch and Act)レベルに引き下げられている。
12日時点で州全体に全面的な火気禁止令は出ていないものの、ノースイースト、ノースセントラル、ノーザンカントリー、サウスウエスト、ウィメラ、マリーの各地域では「高危険度」が示されている。制御不能の森林火災が続く中、州内各地で「Watch and Act(警戒・行動)」警報が発令されている。ロングウッドの森林火災は依然として制御不能の状態で、消防隊が警戒・巡回を続けており、周辺道路は一般通行止めとなっている。
VIC緊急サービスは「火の広がりは一時的に鈍化しており、現在の焼失区域外へは進んでいないが、状況はいつでも変化し得る。依然として危険だ」としている。
出火原因は依然として調査中だ。「現段階では原因は特定されておらず、捜査が継続している」と、緊急事態管理局のティム・ウィーバッシュ長官は述べた。
ストラスボギー・シャイアのスコット・ジェフリー市長はABCに対し、ロングウッドの火災で壊滅したラフィーの町について「ほとんど何も残っていない」と語った。「復興への道のりは非常に長く、何年もかかるだろう」と述べた。
ジェフリー氏はCFAのボランティアでもあり、火災と戦っていた最中に、ターコムの自宅に火の手が迫ってきたという。自宅は守れたものの、農場は深刻な被害を受け、家畜の一部はいまだ行方不明だという。「干し草倉庫1棟と、もう1棟の小屋だけが残った。非常に広い農場だが、すべて焼けてしまった」と述べた。
ジャシンタ・アラン州首相は、約800人が個人向け緊急支援金の申請を行ったと明らかにした。13日には「2026年VIC州森林火災支援募金」が開始され、一般市民が被災地域へ直接寄付できるようになった。「この募金で集まったすべての資金は、直接地域社会に届けられる」とアラン首相は述べた。また、被災した住民や農家、家族に対し、メンタルヘルス支援を求めるよう呼びかけた。
ソース:news.com.au – ‘Not safe to return’: Dire warning as deadly bushfires rip through Victoria