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ボンダイテロ事件の犠牲者を悼む“国家追悼日”の詳細発表

【NSW17日】   ボンダイビーチで起きたテロ事件とされる襲撃で亡くなった人々を追悼する「国家追悼日」の詳細が明らかになった。

来週、国旗は半旗で掲げられ、追悼の象徴となるライトアップが行われ、犠牲者を偲ぶため国全体が黙とうのひとときを迎える。国家追悼日となる1月22日には、テロ事件とされる襲撃で亡くなった15人を追悼するため、玄関先や窓辺でキャンドルを灯すよう、国民に呼びかけられている。

来週木曜日の午後7時1分には1分間の黙とうが行われ、「光は勝つ 団結と追悼の集い(Light will win, a gathering of unity and remembrance)」というテーマが設定された。これは、オーストラリア国民に希望と団結のメッセージを伝えるものとして、ハバド・コミュニティによって選ばれた。これらの詳細は、アンソニー・アルバニージー首相およびNSW州のクリス・ミンズ州首相のオフィスが17日に共有した。

すべての連邦政府施設およびNSW州政府の建物で国旗が半旗掲揚される。キャンベラおよびNSW州各地の国立施設もライトアップされる予定だ。また、オーストラリア・ユダヤ人執行評議会の要請を受け、全国各地で「15本の光の柱(15 Pillars of Light)」と題した国家追悼インスタレーションが点灯され、悲しみ、追憶、そして国民的団結の象徴となる。

来週木曜日、悲劇を振り返るにあたり、国民には「ミツヴァ(Mitzvah)」という親切、思いやり、道徳的責任に基づく行いを実践するよう呼びかけられている。これは、ボランティア活動、地元ビジネスの支援、困っている人への寄付、あるいは近隣住民への声かけなどの形を取ることができる。

12月14日、ボンダイビーチで開催されていた「ハヌカ・バイ・ザ・シー」イベントで、父子とされるサジド・アクラム容疑者とナヴィード・アクラム容疑者が発砲したとされ、15人が死亡した。

犠牲者は、ボリス・ガーマン、ソフィア・ガーマン、ラビ・エリ・シュランガー、ダン・エルカヤム、マチルダ、ラビ・ヤコブ・レヴィタン、エディス・ブルートマン、アダム・スミス、ボリス・テトレロイド、マリカ・ポガニー、ピーター・ミーガー、アレックス・クレイトマン、ティボール・ヴァイツェン、ルーベン・モリソン、タニア・トレチャクの各氏。この襲撃では、さらに41人が負傷した。

警察によると、初期の情報では、このテロ事件とされる襲撃はISIS(イスラム国)に触発された可能性があるという。事件から1週間後に行われた追悼集会では、犠牲者および負傷者のための1分間の黙とうが捧げられた。大みそかには、シドニー・ハーバー・ブリッジが「平和」と「団結」の言葉とともにメノラーでライトアップされ、花火が打ち上げられる前にも1分間の黙とうが行われた。

このテロ事件とされる襲撃を受け、連邦王立委員会も設置されることになった。これは、国家調査の設置に数週間にわたり消極的だったアルバニージー首相が、最終的に先週、圧力に屈して発表したものだ。調査委員会は、元高等法院判事のヴァージニア・ベルACが委員長を務め、報告書は今年12月4日までに提出される予定となっている。

王立委員会の調査範囲(付託事項)には、オーストラリアにおける反ユダヤ主義の蔓延状況の検証、法執行機関・移民・国境管理を支援するための提言、そして情報共有や警備体制を含むボンダイ事件の背景と経緯の検証が含まれる。

ソース:news.com.au – ‘Light will win’: Details of National Day of Mourning for Bondi Beach alleged terror attack revealed

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