【SA19日】 アデレード南部の地域で制御不能の森林火災が発生し、当局は住民に対し「警戒・行動(Watch and Act)」レベルの警報を発令した。
アデレード南部では、制御不能となった森林火災が650ヘクタールにわたって延焼し、周辺コミュニティを脅かしている。カントリー・ファイア・サービス(CFS)によると、トゥーペランで18日午後4時30分ごろに火災が発生し、ナンキタ・ロード沿いの複数地点から燃え広がったという。その後、警報レベルは「警戒・行動」に引き上げられ、住民に対して「避難の準備をするように」と呼びかけられている。
警報対象地域には、マウント・コンパスの東約10kmに位置するフルリュー半島の、トゥーペランおよびナンキタ周辺のナンキタ・ロード、クリアランド・ガリー・ロード、ストーンズ・フォード・ロード、ハイファー・ロード、スルー・ロードが含まれる。
当局によると、火災はナンキタ・ロードから南南西方向に、クリアランド・ガリー・ロードおよびスルー・ロード方面へと燃え広がっている。現在は草地や低木を燃やしており、CFSは「状況は刻々と変化しており、依然として制御できていない」としている。
この火災により、650ヘクタールが焼失し、ナンキタ・ロードとクリアランド・ガリー・ロードの間では、建物や農業用倉庫にも被害が及んでいるという。CFSによると、19日も引き続き、消防士に加え、消火用航空機や偵察機など複数の航空機が投入され、低木地帯や植林地といった「立ち入りが困難な地形」で消火活動が行われている。
消防当局は、19日の正午ごろに予想されている風向きの変化を前に、延焼を食い止めることを目指している。重点的な消火活動は、現在道路が封鎖されているクリアランド・ガリー・ロードとナンキタ・ロードの間で行われている。
出火原因は現時点では不明で、CFSは「安全が確保され次第、火災調査官が現場に入る予定」としている。
このほか、SA州警察およびSA州救急サービスも現地に出動し、延焼の拡大防止と地域社会への影響を最小限に抑えるため、対応にあたっている。
ソース:news.com.au – ‘Prepare to leave’: Bushfire rips through 650 hectares south of Adelaide