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アリススプリングス市長のオーストラリア・デー巡る対応に批判

【NT22日】   アリススプリングスのアスタ・ヒル市長は、国民の祝日が一部のコミュニティに害を与えているとの懸念から、公式なオーストラリア・デー式典への参加を取りやめることを明らかにした。

ヒル市長は、今年1月26日の公式行事には参加しないとし、その理由として「この日は国民の日を祝うのにふさわしい日ではない」との考えを挙げた。同氏は声明の中で、オーストラリア市民になる人々が感じる喜びや誇りを見届けることは名誉であるとしつつ、当日の市民権授与式や関連式典は、アリソン・ビター副市長が執り行うと述べた。

「市民権授与式は、市長としての役割の中でも最も意義深いものの一つだ。しかし、多くのオーストラリア人がそう感じているように、私個人としては、1月26日は国民の日を祝うのに適切な日ではないと考えている。1月26日は、コミュニティの人々にとってさまざまな意味を持つ日であり、多くの先住民にとって、この日は追悼の日だ。他の人々の祝賀を妨げるつもりはないが、コミュニティの一部に苦痛を与える日に、私自身が公式な役割を果たしたいとは思わない。この問題について敬意を持った対話を歓迎し、将来に向けて、尊重と包摂をもって前進する方法を模索していきたいと考えている」

ヒル市長は、昨年9月に選出された、アリススプリングス初のグリーンズ(緑の党)公認市長である。これに対し、NT準州選出の州議会議員のロビン・ランブリー氏は、ABCに対し、市長の決定を「恥ずべき行為だ」と批判した。ランブリー氏は、アリススプリングスでは伝統的に市長がオーストラリア・デー式典を主宰してきたと指摘し、ヒル市長は状況を読み違えていると述べた。

「オーストラリア公共問題研究所の最近の調査では、現在76%のオーストラリア人がオーストラリア・デーを支持しているとされている」と述べた。

ソース:news.com.au – Alice Springs mayor’s Australia Day move slammed: ‘Disgraceful’

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