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サイクロン・ミッチェル接近で数千世帯が停電 WA

【WA9日】   週末にかけて最大時速169kmを超える強風がWA州の一部を襲い、今後さらに破壊的な天候が数千人のオーストラリア国民に影響を及ぼすと予想されている。

WA州では、サイクロン・ミッチェルが沿岸部への上陸を脅かしており、数千世帯が停電、数十校の学校が休校となるなど、住民は厳戒態勢に入っている。気象庁は、カテゴリー2のミッチェルが、ノース・ウエスト・ケープからニンガルーおよびガスコイン地域にかけて沿岸を南下し、9日に上陸すると警告した。

一晩のうちに、エクスマウス周辺では破壊的な強風に見舞われ、西部地域では最大で時速150kmを超える風が観測された。8日早朝には、レジェンドル島で最大時速169kmの風が記録され、その後同日中にバロー島でも最大148km/hに達した。一方、本土ではオンスローで120km/h、カラサで100km/h、マーディで96km/hの最大風速が観測された。

主任気象予報官のアンガス・ハインズ氏は、ミッチェルはカテゴリー3から2に格下げされ、進路もやや西寄りに変わり、ノース・ウエスト・ケープをかすめる形になったと説明した。9日午前6時時点で、中心付近の持続風速は約95km/hで、突風は130km/hに達する見込みとされている。また、局地的から中程度の激しい雨も予想されており、西ピルバラ沿岸からガスコイン地域にかけて、9日にかけて鉄砲水が発生する恐れがある。

エクスマウス、ニンガルー、コーラル・ベイ、ケープ・キュヴィエ地域には熱帯低気圧警報が発令されており、天候システムは月曜後半にかけてニンガルーおよびガスコイン沿岸を南下し、カーナーボン方面へ進む見通しだ。その後、ミッチェルは10日にかけて熱帯低気圧へと弱まり、セントラル・ウエストの一部へ進むと予測されている。10日夜から11日かけては、ウィートベルト、グレート・サザン、さらには南岸地域に雨帯をもたらす可能性がある。

ハインズ氏は、地域によっては最大100mmの降雨が見込まれると警告した。オンライン上では、強烈な風によって木が根こそぎ倒れ、建物や車が破壊される様子を撮影した映像が住民によって共有されている。

9日午前9時時点で、州北部では1700世帯以上が停電しており、エクスマウスで1675世帯、カラサ周辺のペグズ・クリークおよびブルガラで83世帯が影響を受けている。電力会社ホライズン・パワーによると、ガスコインおよび西ピルバラ地域では、9日午後4時までに電力が復旧する見込みだという。

ミッチェルの接近を受け、地域の学校は一時的に閉鎖された。ミッチェルが沿岸に接近する中、住民には屋内に留まるよう強く求められている。

オンスロー(ノース・ウエスト・コースタル・ハイウェイ以南)、コーラル・ベイ以北(エクスマウス、ニンガルーおよび沿岸内陸部を含む)、ミニリア・ロードハウス以南、ウォーラメル・ロードハウス以北(カーナーボンを含む)に対し、サイクロン緊急警報が発令されている。

影響地域では、以下の緊急避難所が開設されている。

・オンスロー・マルチパーパス・センター(フーリー・アベニュー)
・エクスマウス・シャイア・ホール(ペイン・ストリート349番地、エクスマウス)
・カーナーボンPCYC(ウィットロック通りとダグラス通りの角)
・シャークベイ・レクリエーション・センター(フランシス・ロード、デンハム)

ソース:news.com.au – ‘In danger’: Thousands without power, schools close as Tropical Cyclone Mitchell closes in on WA coast

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