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ジェットスター、機内持ち込み手荷物ルール見直しへ

【ACT13日】   搭乗前にゲートでスケール(はかり)が登場する光景に緊張してしまう人に朗報だ。オーストラリアの格安航空会社Jetstar(ジェットスター)が、今年に入り機内持ち込み手荷物ポリシーの見直しを開始していることが明らかになった。しかも、オーストラリアの航空会社としては初となる可能性のある選択肢も検討されているという。

先週メルボルン本社を訪問した際、同社のネットワーク・フリート責任者テッド・ナイト氏は、現在の手続きが利用客にとって「悩みの種」になっていると認めた。

まだ初期段階で決定事項はないが、検討内容の一例も明かされた。顧客が持ち込める重量を増やす案や、追加重量に対する料金体系の変更などが含まれる可能性があるという。「現在は重量ベースだが、サイズベースの選択肢も検討している」とナイト氏は述べた。

アメリカでは国内線で機内持ち込み手荷物の重量制限を設けず、サイズのみで制限する航空会社も一般的だが、オーストラリアで導入されれば初の事例となる。ただし、単純に変更できるわけではなく、機体の重量バランスへの影響も慎重に検討される。

ジェットスターでは、全利用客が追加料金なしで7kgまで機内に持ち込める。この7kgは、頭上収納に入れるバッグと、ノートパソコンバッグやハンドバッグ、毛布、免税品など座席下に置く小型アイテムの合計重量だ。

追加で7kg(合計14kg)を購入することも可能で、予約時の購入ならメルボルン―シドニー路線で32ドル(路線により異なる)。一部の運賃やビジネスクラスには含まれている。ただし14kgの場合でも、1個あたり10kgを超えることはできない。サイズ制限もあり、バッグは56×36×23cm(車輪・ハンドル含む)以内で、頭上収納に収まる必要がある。

同社は重量規定を厳格に運用していることで知られ、搭乗ゲートで計量し、超過すれば料金を請求する。チェックイン時に追加7kgを購入する場合、国内線は60ドル、国際線は85ドル。ただし空き状況次第となる。搭乗ゲートで購入する場合はさらに高く、国内線85ドル、国際線110ドル。もし追加枠が売り切れ、合計14kgを超える、1個が10kg超、サイズ超過、または2個以上の場合、「超過手荷物料金」が課される。その料金は国内線125ドル、国際線175ドル。既に受託手荷物を購入していても適用され、支払っても機内には持ち込めず、貨物室預けとなる。

見直し完了の時期は未定だ。

ジェットスターの親会社であるカンタスは、ほとんどの国内線で頭上収納用1個、座席下用1個、身の回り品を合わせて合計14kgまで認めている。ただし1個10kg超は不可。国際線エコノミーでは7kgのバッグ1個+身の回り品。プレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストでは、身の回り品+10kgバッグ1個、または合計14kg(1個最大10kg)までの小型バッグ2個が可能。

ヴァージン・オーストラリアは2月2日に規定を変更。従来は合計7kgで1~2個だったが、現在は1個のみで最大8kgに。別途、座席下用の身の回り品1個は引き続き可能。ビジネス利用客は合計14kgまでの2個が可能だが、1個あたり最大8kg(以前は7kg)。エコノミーX利用客も14kgに拡大された。

ヴァージンとカンタスはいずれもサイズ規定を設け、頭上収納や座席下に収まる具体的寸法を示している。

ソース:news.com.au – Jetstar reviews carry-on baggage policy, hated weight rule could soon change

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