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シドニーの反ヘルツォグ抗議、警察の対応を調査へ

【NSW13日】   9日にイスラエルのアイザック・ヘルツォグ大統領の訪問中、シドニー中心部で発生した抗議活動をめぐり、警察の不適切行為の疑いについて調査が行われることになった。

シドニーCBDでは、当局が同地域での抗議活動を禁止する公共集会制限を出していたにもかかわらず、約6000人が街頭に集結。その様子を捉えた衝撃的な画像や映像が出回った。

シドニー市庁舎前で行われた親パレスチナの抗議活動で、白髪の男性がNSW州警察官に殴られたとされる映像がオンラインで共有された。映像では、その男性が自転車に乗った警察官を押した後、両手を上げる様子が映っている。その直後、周囲の人々が驚く中、警察官から繰り返し殴られたとされる。

さらに、祈りのためにひざまずいていたイスラム教徒に警察が移動を命じているとされる映像も公開された。別の動画では、上半身裸の男性が「手錠がきつすぎる」と叫びながら警察に引きずられていく様子も確認された。警察と抗議者の双方が催涙スプレーの影響を受け、警察官が嘔吐したり、水で目を洗ったりする場面もあった。

NSW州警察のピーター・マッケナ副本部長は当時、出回っている短い映像は「暴力的で反オーストラリア的かつ不適切な行為が続く混乱の一部を切り取ったものにすぎない」とし、CBDでの行進が禁止されていたにもかかわらず群衆が動いたと説明した。抗議者にはCBDから退去するよう何度も指示が出されたが、群衆の解散には数時間を要したという。

シドニーでは27人が逮捕され、そのうち10人は警察官への暴行容疑。ほかにも退去命令違反などの関連容疑が含まれる。この抗議に関連し9人が起訴され、警察官への暴行、警察官に物を投げつけた容疑、実際に身体的傷害を与えた暴行容疑などが含まれている。救急搬送された人もいたが、重傷者は出なかった。

警察監察機関である法執行行為委員会(LECC)は、抗議活動中の警察官の行動を調査することが公益にかなうとの判断を示した。

ソース:news.com.au – LECC to investigate police conduct after Sydney anti-Herzog protest turned violent

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