【ACT14日】 全国的な肺がん検診プログラムにより、初年度で230件以上の潜在的ながん症例が発見され、数百人規模の命を救う可能性があることが分かった。
アルバニージー政権が1年前に開始した「全国肺がん検診プログラム」では、無料で検査を受けることができる仕組みが導入されている。開始から12か月で、約10万人のオーストラリア人が検査を受診。新たなデータによると、この取り組みによって肺がんの早期発見が進み、より効果的な治療につながっている。初年度には、230件以上の原発性肺がんが確認された。
オーストラリアでは毎年約9000人が肺がんで死亡しており、1時間に1人の割合で亡くなっている計算となる。肺がんは国内で最も致死率の高いがんとされる。一方で、早期に発見された場合、肺がんの65%以上は治療に成功する可能性がある。
この制度は全国で実施されており、特に50歳から70歳の喫煙者など高リスク層を対象に、低線量CTスキャン(CATスキャン)を提供している。
マーク・バトラー保健相は、対象者に対し積極的な受診を呼びかけた。「肺がんはオーストラリアで最も多くの命を奪う病気の一つであり、症状が出てからでは進行した段階で診断されることが多い。早期に発見されれば、治療の選択肢が広がり、成功する可能性も高まる」と述べた。また、「無料の全国肺がん検診プログラムは、開始1年で既にオーストラリア人の命を救う可能性を示している」と強調した。
ソース:news.com.au – Lung cancer screening scheme detects 230 hidden cases