【ACT4日】 新たな試算により、「時代遅れ」とされるルールのために、オーストラリアの一部の若年労働者が多額のスーパーアニュエーション(年金積立)を受け取れていないことが明らかになった。
新しいデータによると、18歳未満で週30時間未満しか働かない場合に年金拠出の対象外となる規定により、今年は50万人以上の労働者が合計4億1100万豪ドルの拠出を逃す見込みだ。スーパー・メンバーズ・カウンシル(SMC)の試算では、約53万人の10代が対象となり、これは2年前より2万5000人増加している。18歳未満の労働者は、年間平均で780豪ドルの拠出を失っているとされる。
SMCは、この影響が10代労働者の大多数に及んでいると指摘しており、18歳未満の91%が週30時間未満の勤務であるという。SMCのミーシャ・シューベルト最高経営責任者は、「50万人以上の若いオーストラリア人が、本来1700万人の労働者に認められている職場の権利である年金拠出を受けられていないのは不公平だ」と述べた。
「オーストラリアの年金制度は本来、普遍的であるべきだ。この年齢に基づく時代遅れの除外規定により、数十万人の10代労働者が老後資金を積み立て始める機会を奪われている」
SMCの分析では、若い女性は18歳になるまでに平均約2500豪ドルの拠出を逃しており、これは男性より5%以上多い。この差は将来的に拡大し、女性は1万1000豪ドル以上、男性は約1万600豪ドルの損失になると予測されている。
シューベルト氏は「男女間の年金格差は人生の後半に突然現れるものではなく、多くの女性にとっては最初の仕事から始まっている」と指摘した。また、この除外規定を撤廃すれば、次世代の若い女性にとってより公平なスタートにつながる可能性があると述べた。
今回の調査結果は、労働党(ALP)がアデレードで開いた全国大会で、労働時間に関係なく18歳未満にも年金拠出を認める方針に変更してから2週間足らずで公表された。一方で今月初めには、企業が18歳未満への年金支払いを回避できる大臣権限を阻止しようとするグリーンズの提案が、労働党の反対もあり27対11で否決されている。
ソース:news.com.au – Australian teen workers to miss out on $411m in super this year, new data finds