国際

ハリケーン・カトリーナ、原油価格の高騰で豪経済に打撃

キャンベラ ー 連邦政府は今日、米国ハリケーン・カトリーナによる被害は、オーストラリア経済に打撃を与え、原油価格の高騰は免れないと、警告した。
ピーター・コステロ大蔵大臣とジョン・ハワード首相は、今週はじめに米国のメキシコ湾州の海岸沿いを襲ったハリケーン・カトリーナの影響で、オーストラリア経済がダメージを受けると予想されると、オーストラリア国民に対し警鐘を鳴らした。
原油価格は1バレル当たり、約70USドルまで値上がりした。これはハリケーンの被害を受けた地域が、米国の原油製品のおよそ30%、また米国のガソリンの4分の1を管理しているからだ。
コステロ大蔵大臣は、オーストラリア国民はすでに、原油1リットル当たり、1ドル30セント近く支払っており、ハリケーンの影響で、更に負担が大きくなると予想されると語った。つまり、このハリケーンが原因で、広範囲の地域の経済が打撃を受けることになるという。
「またこの災害の影響で、オーストラリア経済に関連する他の地域の消費が落ち込むだろう。これは良くない現象だ」とコステロ大蔵大臣は報道陣に語った。 

ハワード首相は、ハリケーン・カトリーナによって、米国経済は著しくダメージを受け、世界経済はその力を試されることになるだろうと述べた。

「すでに米国内の原油供給に影響が出ており、原油供給は最低1週間、利用不能になる可能性がある。またその後、戦略予備から原油供給が開始されることになるため、我々は少なくとも短期間の原油価格の高騰に対しては、準備をしておく必要がある」と同首相はマッコーリーラジオ局に語った。

オーストラリアの輸入石油への依存度が高くなりつつあることは、コムセック社のエコノミスト、クレッグ・ジェームズ氏によって指摘されている。

同氏は、他国よりは比較的良い状況ではあるが、オーストラリアは国内経済を維持するために、輸入石油が必要であると語った。

原油問題は、来週予定されているオーストラリア準備銀行委員会の会議で、論議の中心となると思われる。

 

 

 

 

 

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