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“おふざけ”が死のゲームに。笑気ガスで死亡。

18日朝、パラマタ近くのトゥーンガビで、車の中に倒れ込んでいる男性3人、女性1人のグループが発見された。男性1人と女性が死亡、他の2人も意識不明の状態。車の中から笑気ガスのラベルが貼られた空の大型シリンダーが見つかっており、死因はガスの吸入に関係しているとの見方。

死亡した男性はトゥーンガビに住むトルソン・ディモブスキーさん、38歳。彼のフラットメイトとその彼女、友人の4人は、土曜の夜にパーティをしていたという。翌朝、別のフラットメイトが家の近くに止められていた車の中で倒れ込んでいる4人を発見。すぐさま彼らを車から引っぱり出し、その時にはディモブスキーさんの首に脈を感じたものの意識が戻ることはなかった。女性は病院で治療を受けていたが、昨日夕方、息をひきとった。
ナショナル・ドラッグ&アルコール・リサーチセンターのポール・ディロン氏によると、彼らの行動は薬物安全使用違反で全くの自殺行為だとのこと。笑気ガスの使用で死にいたることはめったにないが、アルコールやその他のドラッグの同時摂取により、危険度は増すという。
笑気ガスは、10代の若者の間で手軽にハイ状態になれるドラッグとして流行しており、4人もその目的でガスを吸引したのではないかと見られているが、処方箋なしの大量入手は不可能。今回のケースのように大型シリンダーが使われることは稀だという。
また、セント・ビンセント病院のフルド医師は、狭い場所でのガスの吸入は、身体から酸素を排除する作用があると指摘。救急隊員も、4人は極度の低酸素状態にあったと証言している。

警察は現在も詳しい原因を調査中だが、遊び目的での笑気ガスの使用を控えるよう呼びかけている。

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