生活

「歩くのが遅すぎる」、罰金を課せられた女性

ブリスベーン - 83歳のブリスベーン在住の女性、パット・ギャレンさんは、杖をついて道路を渡った際、「道路を横切るのがあまりに遅い」という罪で罰金を課せられた。警察は年金受給者のギャレンさんに対し、「道路を横切る際に最短のルートを選ばなかった」という理由で30ドルの罰金を要求した。

ギャレンさんの友人によると、この出来事に対し町の住民が騒ぎ立てたために、きまりが悪くなった警察は罰金を無効にし、ギャレンさんに対し当惑させてしまったことについての謝罪文を送ったという。

1週間分の食料を買いに行っただけなのに、こんなトラブルに巻き込まれるとは思わなかったとギャレンさんは語った。また、ギャレンさんは不条理なトラブルに巻き込まれ、裁判に持ち込みたいと考えていたが、警察が謝罪をしたことでトラブルは解消され、今では笑い話になっているとも語った。

調査官によると、あらゆる状況と公共の利益を考慮すると、この罰金は無効にされるべきだという理由で取り下げの決定が下ったという。ギャレンさんの友人は、この出来事から学び、老人たちに「素早く、まっすぐ歩く」よう、忠告したいという。

 

 

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