一般

コルビー弁護士団、5年間の減刑に不服

デンパサール、バリ 12日 - 麻薬密輸容疑で起訴されているオーストラリア女性、シャペル・コルビーの弁護士団は、バリ高等裁判所の5年の減刑判決に対し不服を申し立て、バリの最高裁判所へ上告する決意を表明した。バリ高裁は12日、コルビーの20年の懲役から5年減刑した15年間の懲役判決を言い渡した。
 
コルビーの家族は「シャペルは(麻薬密輸を)やってない。釈放されるべき。オーストラリア政府が何かしてくれるのを期待していたのに。今回の判決には満足していないし、すぐに上告するつもり。」と述べた。
 
コルビーは、昨年の10月8日にバリの空港で、4.1キロのマリファナを鍵のかかっていないボディーボードのケースの中に所持していた罪で逮捕された。
28歳のコルビーは、今年5月に、無実を訴えながらも懲役20年の判決を言い渡された。コルビーは、マリファナは麻薬密輸団の手によって彼女を運び屋として利用する目的でケースに入れられたと訴え続けている。
 
シャペル・コルビーの姉妹、メルセデス・コルビーは連邦政府はオーストラリアの空港の緩慢な警備体制の現状を隠そうとしていると非難し、連邦政府への手紙に対しての返答は来ていないと述べた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら