国際

「オーストラリアは人種差別の国ではない」と首相再び強調

[シドニー/13日]ジョン・ハワード首相は、クロナラビーチの暴動によるオーストラリアのイメージ低下について、長期的な影響はないだろうと述べた。

首相はマレーシアで東アジアサミットが開催されるこの時期に、人種問題に絡んだ暴力事件が発生するとは予測していなかったが、どの国も何かしらマズイ問題を抱えており、また人々は長期的に見ながらその国に対する判断をするもので、ここわずか何日間の出来事にそこまで大きな影響力はないと思うと語った。また、今回の暴動は単に法的な問題で、複雑に捉えるべきでなく、「オーストラリアは人種差別の国でない」という12日のコメントを再び強調した。警察は困難な状況下でよく動いていると評価し、次のステップは新たな暴力の発生を食い止めることだし、報復を促す無責任でナンセンスなメール等にそそのかされてはいけないと呼びかけた。

「私のメッセージは非常にシンプルだ。暴力とは不法行為であり、法を破ったものは誰であれバックグラウンドに関係なく、逮捕され罰を受ける」

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

一般

NSW州沿岸部に爆弾低気圧

【NSW30日】   1日からNSW州沿岸部に“爆弾低気圧“が接近する見通しだ。爆弾低気圧は急速に発達し、短時間に気圧が著しく下が…

生活

7月から最低賃金など変更

【ACT30日】   7月1日から、連邦および各州・地域で法規制の変更が行われる。国内の労働者数百万人の手取り賃金も増える。 …