生活

マリファナが原因で脳の記憶の処理作用が中断

シドニー3日―シドニー西部の薬物中毒問題を取り扱う医療サービス所長のジョン・カリー博士は、一日の仕事の後にマリファナを吸うと、翌日に情緒面が不安定になり、脳に異常な作用がみられると発表した。

脳には通常、一日の間に起こった好ましくない出来事をその日の夜に記憶から排除しようとする働きがある。しかし、マリファナを吸うと、脳から自然に分泌される、好ましくない記憶を排除するために必要な物質がブロックされ、その働きが作用しなくなる。これが、翌日に情緒の不安定を招く原因となっている。

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