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ビーコンスフィールド金鉱事故の遺族に19万6千ドルの補償金

[シドニー-20日]タスマニア州のビーコンスフィールド金鉱で4月25日に亡くなったLarry Knight(ラリー・ナイト)さんの家族は合計で19万6千ドルの労災補償金を受け取ることになる。

タスマニア州の労働者災害補償法によれば、労災死1名につき、企業は531ドルを一単位とする反則金を139回分支払わなければいけない。また、ナイトさんの未亡人であるJacqui(ジャッキー)さんはナイトさんの死亡後13週間、ナイトさんの労働賃金と同等額を受け取ることになる。しかし、この補償金は徐々に減額される仕組みになっているという。これらの補償金は企業からでなく、金鉱労働者災害補償保険から支払われる。さらに家族はthe Australian Workers Union’s Beaconsfield Fund(オーストラリア従業員組合ブーコンスフィールド基金)から寄付される60万ドルも受け取る事ができる。
ナイトさんの同僚で、事故から14日後に無事に生還したBrant Webb(ブラント・ウェブ)さんとTodd Russell(トッド・ラッセル)さんは、the Nine network(ナイン・ネットワーク)から260万ドルを受け取る予定。

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