国際

豪政府、東ティモールで飢餓に苦しむ人々に食糧と水の供給を確保

キャンベラ30日ー労働党は30日、豪政府は、東ティモールのDili(ディリ)で勃発した暴動から避難している現地の人々に、十分な食糧と水の供給を確保する必要があるとした。飢餓に苦しむ何万人もの人々が、ディリの米倉庫の外で行列を成し、食糧の配給を待っている。現地に派遣された1300人のオーストラリア軍の一部は、配給を待つ人々の管理をするなど、法秩序の回復に努めている。

 

野党外務スポークスマンのKevin Rudd(ケビン・ラッド)氏は30日、東ティモールの人々に、危機的状況の中で生活できるための、清潔な水と食糧の十分な供給をすることが、豪政府の課題であると語った。また、「現地の人々は、未だ自分たちの家に帰還することは安全でないと考えており、キャンプ地へ行くことを余儀なくされているため、食糧供給が必要だ。」とした。


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