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「私はハメられた」レズリーさんバリ独房生活の真相

シドニー4日ーバリで2005年、違法薬物所持の罪で有罪判決を受け、禁固3ヶ月の刑に服した後、釈放されたモデルのミッシェル・レズリーさん(25歳)は、4日夜に放送されたナインネットワークの「60 minutes」のインタビューで、自分がハメられたことは間違いないと語った。レズリーさんは、「もちろん私は完璧な人間ではないし、間違いもたくさんおかします。でも、これはそのケースではないです。」とした。また、インタビューの中で、レズリーさんは、逮捕後に連行されたDenpasar(デンパサール)警察署で、もし25千米ドル(33千豪ドル)を支払えば、刑務所行きを免れることができると言われたと語った。また、レズリーさんは、「冗談だと思ったわ。実際にこんなことが起きるとは思ってもみなかった。」とした。

また、警察当局は、米ドルかユーロのどちらで支払いをするか交渉したいかとレズリーさんに確認するなどしたという。要求されたお金を支払わなかったことが、刑務所へ行くことになった原因となったと思うかと尋ねられると、レズリーさんは「イエス」と答えた。また、レズリーさんは、服役中に自分の独房のマットを奪った警察官からマットを「買い戻した」ことや、刑務所の看守らがレズリーさんの独房代を家賃のように取り立てていたことなどを語った。レズリーさんの父、Albert Leslie(アルバート・レズリー)さんは、「娘は殺人を犯したわけでも、薬物を密輸したわけでもない。何も悪いことはしていないのです。ただハメられたのです。」とインタビューで涙をこらえながら訴えた。


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