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NSW州の89%が干ばつ地帯

シドニー 15日 - 先月5月に、NSW州で過去50年間で最低の5月雨量が記録され、州内の干ばつ地域の割合は62%から一気に89%へと増加した。その他の8%が準干ばつ地帯で、僅か3%のみが十分な水量を持つ地域となっている。

Ian Macdonald(イアン・マクドナルド)NSW州産業相は、ここ2週間の雨は、水不足に貢献はするが、水不足問題の現状に大きな変化は見られないと語った。危機にさらされている州内の農家は、この秋の雨に最後の望みをかけている。

干ばつに襲われているシドニー南西のGoulburn(ゴルバーン)は、既にレベル5の水規制が施行されており、屋外での水使用の一切が禁止されている。
レベル5の水規制は、市民のスポーツ活動などにも影響を与え出しており、芝生の上で行うスポーツは、芝生がなくなってしまっているために中止となっている。

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