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魚介類がうつ病に効果あり

シドニー 22日 - シドニーのBlack Dog Institute(うつ病研究機関)による最新の研究結果によると、魚類に多く含まれるオメガ3脂肪酸の摂取量が少ない人は、躁鬱病、人格分裂症、心臓病などの影響をより多く受けやすい傾向にあるという。

オメガ3脂肪酸は、魚介類、猟獣肉、野生植物などに多く含まれているが、西洋食生活の中から、急速に姿を消しつつある。西洋食文化の中では、オメガ3多価不飽和脂肪酸の摂取量は減少し、代わりに飼育された動物からの飽和脂肪酸と植物油からのオメガ6多価不飽和脂肪酸の摂取量が増加している。

同研究によると、うつ病患者に、抗うつ剤と並行してオメガ3補給剤を投与すると、効果が見られたという。オメガ3錠剤のみを投与して、うつ病の改善に役立つかどうかは、まだはっきりとしていない。

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