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幼児の言語発達の遅れ、両親に罪はない

シドニー 12日 - オーストラリアで行われた、子供の言語発達と様々な要因関係を調べた研究結果によると、幼児期の言語発達の遅れは、母親の教育レベルや、収入、子育て方法の違い、そして、精神的健康状態などに関係せずに、胎児時の発達状態に影響されている可能性が高いという。

同研究は西オーストラリアで1750人の子供を出生から7歳になるまで、追跡調査した結果をまとめたもので、この類の研究としては世界初の試み。同研究結果では、子宮内での胎児の脳の発達状態、早産の有無、そして出世時に低体重であったかどうかなどが、幼児の言語発達に影響しているとされる。

同研究のまとめ役、Telethon Institute for Child Health Research(テレソン 児童健康研究機関)のKate Taylor(ケイト・タイラー)教授は、「この研究結果によって、言語発達の遅れている子供の両親は、自分らを責めることを遂にやめることが出来るでしょう。子供に話しかけたり、読み聞かせたりすることが、子供の発達においてとても重要な役割を果たすことは確かですが、同研究結果によると、これらが子供の言語発達の遅れと直接的関係がないと思われます。」と語った。

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