国際

密入国者拘置船の採用は、囚人時代へ逆戻りするようなもの

ブリスベン 3日 - Australian Customs Service(豪税関サービス)が、年間1000万ドルをかけて、30人の違法入国者を一定期間留置できる船を、民間業者からリースすることを検討していることが明らかになった。
この密入国者拘置船は、重機関銃、艦載ボート、検疫所、隔離所、そしてデッキに運動場を持つ予定。

豪市民自由平等主義者団体(ACCL)代表のTerry O’Gorman(テリー・オゴーマン)氏は、拘置船の設置はオーストラリアの囚人時代へ逆戻りするようなものだとし、政府の政策を非人道的で、国際的法律に反するものと非難した。

同氏は、「豪政府が、陸上の密輸入国者留置場の運営もままならない状態で、海上に留置船をおいて、一体どうやって留置者達を管理していくというのか。これは海上の刑務所であって、留置状態を一般国民から見えないようにする都合の言い計画だ。」と続けた。

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