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オーストラリアの最大の過ちとは

ブリスベン26日-新刊書『The Great Mistakes of Australian History(オーストラリア史上の重大な過ち)』によると、第一次世界大戦、オオヒキガエル、そして「盗まれた世代」がオーストラリアの歴史上、最大の過ちだという。

同書は、オーストラリア史上最悪の誤断、悲劇、国家の汚点の概要をまとめたもの。監修者でクイーンズランド大学の歴史講師Martin Crotty(マーティン・クロティ)氏は、上位13位までは、国民に同じ過ちを繰り返さないようにと訴える影響力の強さを基準にして選択したと述べた。

第一次世界大戦は、オーストラリア歴史上、最悪の大失策。6万人の国民が命を失い、15万人が負傷し、兵士達は多大な苦悩を強いられ、オーストラリア社会は崩壊の危機に面した。

先住民アボリジ二の子供を、政府と教会が強制的に家族から引き離した「盗まれた世代」とよばれる同化政策、またサトウキビの害虫駆除目的でクイーンズランド州北部に導入されたオオヒキガエルの急激な増殖も上位にランクされている。

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