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携行式ロケット弾発射機、 シドニーで違法販売 対応の甘さに野党が批判

シドニー5日―Peter Debnam(ピーター・デブナム)NSW州野党党首は、テロリストが車両を破壊するために使用するロシア製兵器の携行式ロケット弾発射機(PRGs)がシドニーで違法販売されていたことを3年前にNSW州政府に報告したにも関わらず、州政府が対策を講じなかったことを非難した。携行式ロケット弾発射機の販売価格は1基1万ドルとされる。デブナム野党党首は、当時のJohn Watkins(ジョン・ワトキンス)警察庁長官とKen Moroney(ケン・モロネイ)警察本部長に兵器の違法取引について報告をしていた。

News Ltd(ニュース社)の報道によると、デブナム氏は、20基の携行式ロケット弾発射機がシドニー南西部の中東系地下組織によって4年前に違法に輸入された可能性があるとした。同組織は当時、ライバル組織との麻薬の縄張り争いをめぐり対立を激化させていた。

Nick Kaldas(ニック・カルダス)副警視は5日、同件は現在調査中であるが、豪国民への切迫した危険はないとした。デブナム氏は、「3年前の携行式ロケット弾発射機は未使用なため、今現在も使用可能な状態」だとした。また、イエマ・モリスNSW州首相は、「これらの兵器はオーストラリアで製造されていないため、国境を越えてオーストラリアへ持ち込まれる」とし、同問題の責任を連邦政府に転嫁する発言をした。

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