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児童殺害犯の元友人、他の児童事件との関わりも疑う

シドニー26日-1986年8月に9歳のSamantha Knight(サマンサ・ナイト)ちゃんを殺害した容疑で服役中の Michael Guider(マイケル・ガイダー)服役囚が、他の子供を殺害しているのではないかと、同服役囚の元友人は疑っている。

しかし、NSW州警察はその可能性を否定。1986年8月、ボンダイにある母親宅から姿を消したサマンサちゃんは、ガイダー被告に殺害されていた。

ガイダー服役囚の元友人であるDenise Hofman (デニス・ホフマン)さんは26日、1984年2月、NSW州ファー・サウス・コーストのNarooma(ナルーマ)の自宅寝室から5歳のRanee Aitken(ラニー・アトキン)ちゃんが誘拐された未解決事件にガイダー服役囚が関わっているのではないかとフェアファックス紙に語った。ホフマンさんは1993年に同服役囚と趣味を通じて知り合い、ガイダー服役囚はラニーちゃん失踪事件の報道記事の切り抜きをスクラップブックにまとめていたという。

しかし、NSW州警察はそれだけの証拠では不十分とし、ホフマンさんが、捜査対象書類となっているそのスクラップブックにアクセスすることは許可されないだろうと述べた。

ラニーちゃん失踪事件に関しては、スパイダーの異名を持つ児童誘拐犯Brian James Fitzpatrick(ブライアン・ジェームス・フィッツパトリック)が犯人であると警察は疑っていた。フィッツパトリックはレニーちゃんの審問検死がはじまる1週間前の2003年7月、ビクトリア州で自動車事故に遭って死亡している。

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