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スピード違反取締り監視カメラに欠陥多数発覚 正確性に疑問視

シドニー18日-Dennis Miralis(デニス・ミラリス)弁護士は、シドニー市に設置されているスピード違反取締りカメラに多数の欠陥が発見されたことで、シドニーのドライバーらはスピード違反の罰金刑に不服申し立をすることができる可能性があるとした。

ナインネットワークは18日夜、過去一年にわたり、設置されている117個のスピード違反取締りカメラに対し7500回のテストを実施したところ、合計568の欠陥が発見されたと報じた。また、これらのカメラは、装置の不具合、停電、フラッシュの不具合、焦点のズレなどの理由で200回近く作動停止が実施されていた。

ミラリス弁護士はナインネットワークに対し、この事実は、監視カメラが「絶対的」なものではないことを明確にするとともに、スピード違反の取締りの正確性に疑問を投げかけるものとなったと語った。また、同弁護士は、「これにより影響を受けるドライバーの数は多数。RTA(陸運局)は、監視カメラの欠陥によってスピード違反のチケットが不適切に発行される可能性があることを公に認めている」と語った。一方、RTAスポークスマンのAlec Brown(アレック・ブラウン)氏は、監視カメラの技術的欠陥のために、スピード違反チケットが今までに誤って発行されたことはないと、その可能性を否定した。

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