国際

FINA世界水泳選手権大会いよいよ開始 ソープ氏の登場に歓喜の声

メルボルン17日ーSteve Bracks(スティーブ・ブラックス)VIC州首相はメルボルンで17日夜、約9000人の観衆を前に第12回FINA世界水泳選手権大会の開会宣言をした。今大会では、今後2週間にわたり173カ国から集合した2200人の選手らによる熱い戦いが繰り広げられる。今大会の開催を受け、メルボルンはオリンピック大会、コモンウェルス競技会、FINA世界水泳選手権大会の3大会を開催した世界で唯一の都市となった。

Shannon Noll(シャノン・ノル)氏、Christine Anu(クリスティーン・アヌー)氏などの豪華スターらが17日夜、イベントに参加し、観衆を魅了した。しかし、一番の目玉はもちろん引退したばかりのIan Thorpe(イアン・ソープ)氏が登場した瞬間だった。ソープ氏は、「今夜、このプールサイドを歩いていたとき、様々な気持ちが込み上げてきた。このプールに飛び込んで泳ぎたいと本当に思ったよ。」と語り、カムバックをほのめかしたソープ氏に対し観衆は一瞬歓喜の声に沸いたが、ソープ氏はその後すぐに「でもそれはない」と付け加え、大会に参加する選手たちにエールを送った。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら