政治

ハワード首相、4年間で109,000ドルを酒代に

キャンベラ22日ーDepartment of Prime Minister and Cabinet(PM&C:首相及び閣僚官庁)は、この4年間で約11万ドルをThe Lodge(ロッジ)とKirribilli House(キリビリハウス)での酒類費用として使用したことが明らかとなった。今年度のジョン・ハワード首相の2つの官邸におけるワイン及びその他のアルコール飲料にかかった費用は、さらに増加しており、4月末で3万ドル超となっており、2003―04年度は27,196ドル、2004―05年度は26,779ドル、2005―06年度は25,260ドルが記録されている。

PM&Cは、Senate estimates committee(上院評価委員会)に対し、どれだけのワインが実際に消費され、まだどれだけワインの貯蔵室に残量があるかの明細を提示することはできず、また、昨年の12月に行われたキリビリハウスでのクリスマスパーティに、納税者の税金がいくら使用されたかを公表することも拒否した。

PM&Cの事務員Anne Hazell(アン・ヘイゼル)氏によれば、ハワード首相は、官邸で行われた私的なパーティの費用は自費で払いもどしているという。ヘイゼル氏は、クリスマスパーティは公的行事と見なされていると述べたものの、大晦日にキリビリハウスで行われたパーティに関しては私的なものという発言をさけた。また同首相がどの位の頻度で私的パーティの費用を払い戻しているかに関しても詳細を発表しなかった。

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