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早期発見の乳癌患者、ほぼ100%の生存率

 【キャンベラ3日AAP】3日発表されたオーストラリア健康福利協会の乳癌に関する新たな調査結果によると、癌腫瘍の大きさが非常に小さいうちに発見された乳癌患者の生存率はとても高く、100人中約98人が診断されてから5年後も生存しているという。また、癌腫瘍の大きさとリンパ節への転移の有無が生存率に大きな影響を与えることも明らかとなった。

 1997年に乳癌と診断された1万人の女性が対象となった今回の調査では、診断時に癌腫瘍の大きさが10ミリ以下だった患者の5年後の生存率は98%、大きさが30ミリ以上の腫瘍を持っていた患者ではこの数値は73%と下がり、進行した乳癌と診断された患者では49%となっている。1997年に乳癌と診断された女性の5人に1人が10ミリ以下の腫瘍を持っており、17%が30ミリ以上、腫瘍の大きさを測定されなかった患者が11%となっている。全体で、リンパ節に癌が転移していなかった患者は97%が生存しており、転移していた場合の生存率は80%。約4人に1人の患者にリンパ節への転移が見られた。

 同調査によれば、40歳前に乳癌にかかった若い女性は、40歳以上の患者よりも乳癌から死亡する確率が高く、30ミリ以上の癌腫瘍が発見された若い患者の生存率は67%と、全体の生存率73%より低い値となっている。10ミリ以下の乳癌は自分で行う検査では発見が難しく、特に若い女性の場合には乳癌X線検査が奨励されていないために、胸部の外見や感触の変化など乳癌らしき症状が見られる場合には、医者の診断を受けることが非常に重要であるという。

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