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メルボルンで銃弾を受けたオランダ人男性の英雄的行為に勲章

 【ロンドン16日AAP】今年6月18日にメルボルン中心部で起きた発砲事件で、オランダ人男性が見ず知らずの女性を助けようして銃弾を受けて重傷を負った。国際慈善団体であるカーネギー英雄基金はこの男性の英雄的行為に対して勲章を贈ることを決めた。

 事件当時、オランダ人のポール・デ・ワードさん(25)はバックパッカーとして約1年間オーストラリアを旅しているところだった。だがメルボルンの路上で発砲事件に巻き込まれ、胸部と腹部に2発の銃弾を受けて重傷を負い、現在は祖国オランダのミデルブルグで治療を受けており、完治までにはさらに1年の治療を要する。

 なおこの事件では、犯人の標的にされた元モデルのカエラ・ダグラスさん(24)が腹部に銃弾を受けて腎臓の摘出手術を受けており、デ・ワードさんと同様にダグラスさんを助けようとしたオースラリア人弁護士のブレンダン・キーラーさん(43)は銃弾を受けて死亡している。キーラーさんには3人の子供がいた。

 勲章の授与はデ・ワードさんの出身地であるミデルブルグで26日に行われる予定で、事件で死亡したもう1人の英雄、キーラーさんの死を追悼する。犯人のクリストファー・ハドソン被告(31)は殺人および重傷害など複数の罪で起訴されており、来年5月に審問が行われる予定。

 デ・ワードさんはまたいつかオーストラリアを訪れるつもりだと語っている。

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