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十分な医療を受けられない国民 1200万人 医師不足が背景

 【シドニー19日AAP】ニュース・リミティッド各紙は、連邦保健・高齢者省の統計によると、1200万人以上の豪国民が一般開業医から十分な医療を受けておらず、医者不足の問題はさらに悪化していることが判明したと報じた。

 オーストラリア全土の74%の地域(人口の59%)が「労働不足の地域」として指定された。

 トニー・アボット保健相は、病院で数時間待てば一般開業医に診察してもらうことができるはずと、今回の統計結果を軽視する発言をした。

 一方、労働党の保健スポークスマンのロクソン氏は、次期選挙で労働党が勝利した場合、ラッド政権は医師不足の危機的問題に取り組むだろうとした。「この11年間、医療分野における労働力の増加計画は失敗を重ねてきた。今こそ抜本的な改革が必要」とロクソン氏。

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