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チクングンヤ熱の感染が広がる懸念

 【シドニー12日AAP】VIC州でチクングンヤ熱の感染者が複数発生しており、専門家らはオーストラリア国内の他地域にも感染が広がる可能性があると述べている。

 メルボルンでは8人がチクングンヤ熱に感染していると診断されており、さらに検査を行うことで感染者数が増える可能性もある。チクングンヤウイルスは、ロスリバーウイルスやデンギ熱に関連性のある蚊媒介性ウイルスで、感染すると嘔吐や極度の疲労、頭痛、筋肉の痛みを伴なう。

 WHO(世界保健機関)は昨年、このウイルスの感染者数が世界で35万人以上にのぼっている恐れがあると発表していた。

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