文化・芸能

「オペラ座の怪人」 シドニーで11年ぶりに公演

 【シドニー14日AAP】世界中で数々の賞を受賞した「オペラ座の怪人」が11年ぶりに、シドニーにあるスターシティ・カジノのリリック・シアターにて15日夜より上演される。

 メルボルン、ブリスベンではシドニーに先がけ公演が行われ、いずれも大成功を収めた。シドニー公演に関しても前売り券が既に14万枚以上販売されており、同劇のプロデューサーであるジョーン・フロスト氏は「15日夜には、リリック・シアターの前売り券販売記録を塗り替えることになるだろう」と話した。

 主人公であるファントム役には今回も豪男優のアンソニー・ワーロウさん。ワーロウさんは1990年に同じ役を演じ一躍有名になったが、初演から18年が過ぎ「頭髪が薄くなったことも含め、私の今までの経験によって、役柄は大きく変化しているであろう」と語り、上演に向け最高の状態であると述べた。

 「オペラ座の怪人」は1986年にロンドンで最初に上演されて以来、世界124都市で8000万人以上の俳優たちによって演じられてきた。今回のシドニー公演終了後、同劇はニュージーランドのオークランドにて上演される。

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