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世界最大の野外芸術展がシドニーで再開

 【シドニー15日AAP】巨大な彫刻をシドニーのボンダイ・ビーチからタマラマ・ビーチまでの遊歩道2キロの間に展示する「第12回・海辺の彫刻展(Sculpture by the Sea)」が開催されている。

 この彫刻展では、オーストラリア国内をはじめ、日本やニュー・カレドニア、デンマーク、アイスランド、米国などの国々の彫刻・芸術家たちの彫刻、107点ほどが展示されている。開会時には、トランスフィールド・ホールディングス社キネティック・アート賞(動く芸術賞)と賞金1万ドルが日本人芸術家、西野康造氏の作品、「Harmony with the Breeze」に贈られた。

 今年の展示作品の目玉は、25万ドルの価値があるという日本人芸術家の牛尾啓三氏の作品。同氏は現在、ニューヨークのロバート・スティール・ギャラリーで個展を開催中。

 1997年から始まったこの展示会は、現在では毎年、3週間の開催期間中に推定50万人が訪れる。

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