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政府、高校で運転教習プログラムの義務化を検討

 【シドニー17日AAP】過去16カ月で5万2000人以上の初心者運転免許証(Pプレート)保持者が免許停止処分を受けていたことが発覚し、NSW州は今後、高校生のドライバーに対する運転教習プログラムを義務化する可能性がある。

 デイリー・テレグラフ紙は、NSW州運輸局(RTA)の統計によると、昨年7月から新法が導入されたことで、5万2494人のPプレート保持者が免許停止処分を受けており、これは1日104人の計算になると報じた。

 初心者ドライバーは、V8車やターボ車の運転、午後11時以降に21歳未満の人を乗せる、運転中の携帯電話の使用などを含むさまざまな違反を犯した場合、免許停止処分を受ける。

 マイケル・デーリー道路相は新法の導入により、初心者ドライバーの死亡率は21%減少したが、RTAの統計によると若いドライバーは安全運転のメッセージに注意を払っていないとした。デーリー氏は「若者が運転スピードを落とすように教育していく方法を模索しなければならい」と語った。

 高校での運転教習の義務化の可能性を尋ねられると、デーリー氏は「我々はいかなる可能性も検討する。学校ではすでに運転教習プログラムがいくつか実施されているが、正式なプログラムではないため、明確化する必要があるかもしれない」と語った。

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