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NSW州で高齢者ドライバーの新法を施行

 【シドニー29日AAP】NSW州で、来週から75歳以上の高齢者ドライバーの運転免許証に関する新法が施行されることになっている。

 マイケル・デーリーNSW州道路大臣によれば、新法は12月1日に施行され、これによって、75歳以上のドライバーは年に1度の健康診断を受けて、視力低下や認知症などが確認されることとなる。また、85歳以上のドライバーは2年ごとに運転試験を受けることが義務付けられ、地元地域のみで運転するという選択肢が与えられる。

 デーリー大臣によれば、現在NSW州内には85歳以上のドライバーが約2万3000人おり、「今後15年間に、この人数は2倍以上になると推測されている」という。新法に関するお知らせは、12月1日から州内の一般医や20万人以上の高齢者ドライバーに送付されるという。

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