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熟年層の雇用維持を支援 連邦政府

【キャンベラ28日AAP】   連邦政府は28日、2018年7月から国内の5地域で、熟年層の雇用を支援するプログラムを行うと発表した。50歳以上を対象にVIC州バララ、QLD州サマーセット、NSW州セントラルコースト、アデレード南部、パース北部の5地域で試験的に行われる。

熟年層向けの短期集中コースには求職者のスキルチェック、ふさわしい仕事探し、新たな技術の習得も含まれる。また、必要に応じてITの訓練も受けることができる。キャッシュ雇用相は、「様々な労働市場を持つことから5地域が選ばれた」と説明。プログラムを通して熟年層の職場復帰の妨げとなる要因を特定し、取り除くことが狙いだ。

政府は5月の予算案発表で、熟年層の雇用支援に1億1000万ドルを予算割している。2020年半ばにはプログラムを全国展開する予定だ。

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